ひび割れホワイトボード

サハーにおける真人間となるために四苦八苦しているプシュケー的主体はゲデの導きによりその構造領域を集合的無意識まで遡りアストラル光を媒体にSurfaceを通じて宇宙と繋がり内なる自己との対話を繰り返す無限の虚無を表記し続けるただの社会復帰日記

ブラック幇助をした話

先日、とても気持ちが悪い仕事をした。

 

今の部署に来て僕はまだ日が浅く、慣れない仕事や環境にまだ四苦八苦している。私は田舎の低所得者層の生まれなので、労働者の権利やそういった問題には結構敏感だったりする。

残念ながら私の勤め先はブラックだ。完全な違法というわけではないがかなり無理をさせる。マネジメントという観点では崩壊している。そしてそれが長らく(何十年何千人という規模で)続けられている。今回、私はついにその幇助をすることとなった。

 

今まで私は関わることが無かったのだが、職場の人たちの勤務時間管理が新しく業務に含まれることとなった。何てことはない。タイムカードの管理。有給申請の管理。残業時間の管理。残業代申請。

残業代申請。これも私が行うこととなった。私の課内で残業した人の時間を管理し、それに沿って残業代を申請する。

さて、その残業代だが、どういうわけだか全額支給はされない。残業代の支給率という謎の連絡が私のところにきて、それに応じた残業代が本人に支給されるとのことだ。

 

ちなみに私の残業代の管理はもっと上の上司が行っている。おどろくほど少ない。

この仕事は、とても悲しかった。たかだか数人の残業代管理に午前中を費やした。初めてやる仕事だったからではなく、純粋に気持ちが悪くなった。あぁ・・・ついに私もこういったことに加担してしまったのだな・・・。と思う気持ちが強かった。

 

正直な所、今まで自分の処遇に黙っていただけでも十分加担しているはずだ。それでも今回の件は堪えた。毎月これを行うのかと思うと気が重い。今日も彼らは私に残業時間の申請をして来てくれた。「いやー不味いわすごい立て込んできちゃった悪いねー」なんて言いながら。

悪いのはこっちだ。本当に申し訳なく思う。