ひび割れホワイトボード

サハーにおける真人間となるために四苦八苦しているプシュケー的主体はゲデの導きによりその構造領域を集合的無意識まで遡りアストラル光を媒体にSurfaceを通じて宇宙と繋がり内なる自己との対話を繰り返す無限の虚無を表記し続けるただの社会復帰日記

最近読んだ本 『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』

 1つ目 『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』

 本屋に買い物に行った時、なんとなく目に止まって購入したもの。買ったのは今年の3月ごろだったような・・・正直だいぶ積んでいた。

 読後感としては娯楽として丁度良かったといった程度。いや別に悪い意味ではないのだけど。私は空いた時間に読む用の本を何冊か用意していて、これも丁度そのために買った本。そのために、そこそこ面白くかつ読みやすい本が望ましく、ブラック・ヴィーナスはその点においてとても丁度良い本であった。適度に想像力を刺激され、難解さに踏みとどまることもない。主人公とヒロインのブラック・ヴィーナスちゃんとの掛け合いも微笑ましい。

 なんでも、こういうのをリーダヴィリティというのだとか。読みやすくかつ伝わりやすい、といった意味だそうだが、本書もそれを評価されてこのミステリーがすごい!大賞をとったそうな。ただ、ミステリーかなぁ?まあ楽しめたのでよいのだけど。

 内容はそこら中に転がっていると思うので割愛。知識欲求の充足や勉学になるといった作品ではない。ただただ寝っ転がって字を読むの時間を楽しめる作品。